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NASAが正式活動を開始 (1958年10月1日)

10月1日は言わずと知れた宇宙最前線 NASA

(National Aeronautics and Space Administration)が正式に活動を開始した日です。

先行していた国家航空宇宙諮問委員会(NACA)を発展解消する形で発足されました。

 

2006年2月に発表されたNASAの到達目標は

「宇宙空間の開拓、科学的発見、そして最新鋭機の開発において、常に先駆者たれ」

だったようです。かっこいいですね。

 

実際にアポロ計画での人類初の月面着陸スカイラブ計画における長期宇宙滞在、さらに宇宙往還機スペースシャトルなどを実現させており現在はISS(国際宇宙ステーション)の運用支援を行うなど宇宙を見上げ夢見る我々地球人にとって、まさに先駆者であると思います。

 

宇宙開発に加えてNASAが帯びている重要な任務としては、下記があります。

宇宙空間の平和目的あるいは軍事目的における長期間の探査。
人工衛星を使用した地球自体への探査、無人探査機を使用した太陽系の探査、さらにはハッブル宇宙望遠鏡などを使用した、ビッグ・バンを初めとする宇宙全体への探査など。

 

発足のきっかけとして

1957年10月4日ソビエト連邦が人類史上初の人工衛星スプートニク1号を成功させた
スプートニク・ショック”がありました。

1958年、時のアイゼンハワー大統領が

NACAの組織をはじめ1億ドルの年間予算、三つの主要な研究施設
(ラングレー航空研究所、エイムズ航空研究所、ルイス飛行推進研究所)
フォン・ブラウン博士が所属していた陸軍弾道ミサイル局と、海軍調査研究所
ロバート・ゴダード博士のロケット計画で開発された初期の研究の成果である技術
1958年12月には、カリフォルニア工科大学が運営するジェット推進研究所

等をNASAの指揮下に加えて本格的に宇宙開発競争に参画していくこととなりました。

 

その後、様々な計画を打ち出して取り組んでいきますが一番有名なのは
さっきも登場しましたが、史上初の月面着陸を成功させた ”アポロ計画” でしょう。

アポロ11号で月面に降り立った”ニール・アームストロング”機長ですね。

 

スペースシャトルの時代を迎えた後、今もミッション中のハッブル宇宙望遠鏡

ISSの運営など人類の叡智を結集して宇宙開発に取り組んでいるこいとと思います。

 

地球は青かった”で有名な ”ユーリ・ガガーリン” さんの世界初の有人宇宙飛行をはじめ

実は世界初はソ連の宇宙開発の方が先行していたような気もしますが。。。

そちらは別の機会があれば、、と

 

とりあえず10月1日は宇宙開発競争がかなり熾烈になるNASA
『正式に活動するよ!!』って宣言した宇宙にとってちょっと大事な日でした。

 

それでは、ありがとうございました。